17日、カタールのアルライヤン競馬場で行われたアミールT(4歳上・嘉G1/国際G3・芝2400m)はレース序盤でハナを奪ったW.ビュイック騎手騎乗のレベルスロマンス(セ6、首・C.アップルビー厩舎)が、最後の直線に入って後続を突き放して…

 17日、カタールのアルライヤン競馬場で行われたアミールT(4歳上・嘉G1/国際G3・芝2400m)はレース序盤でハナを奪ったW.ビュイック騎手騎乗のレベルスロマンス(セ6、首・C.アップルビー厩舎)が、最後の直線に入って後続を突き放して優勝した。

 2着には直線で外にヨレる場面がありながらも猛然と追い上げたゼッフィーロ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)、3着にはサトノグランツ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が入った。また、4着にはノースブリッジ(牡6、美浦・奥村武厩舎)が入り、2〜4着が日本馬となった。

 勝ったレベルスロマンス(Rebel's Romance)は父Dubawi、母Minidress、その父Street Cryという血統。21年のUAEダービー(首G2)で重賞初制覇を飾ると、翌年6月からは芝路線に転じ、ベルリン大賞(独G1)、オイロパ賞(独G1)、BCターフ(米G1)とG1・3連勝を飾った。通算成績は17戦11勝(うち重賞6勝)。