山口県下関市で11月に開催される「下関海響マラソン」のフルマラソンの参加費が今年から千円値下げされ、現行の1万3千円から1万2千円になる。コロナ禍を経て、全国の各大会で出走が低調になっており、ランナーの参加意欲を高めるための対応という。 …
山口県下関市で11月に開催される「下関海響マラソン」のフルマラソンの参加費が今年から千円値下げされ、現行の1万3千円から1万2千円になる。コロナ禍を経て、全国の各大会で出走が低調になっており、ランナーの参加意欲を高めるための対応という。
14日に下関市で開かれた実行委員会で決まった。今年の大会は11月3日に開催される。参加申込期間は5月17日から7月12日。インターネットによる申し込み(先着順)で、フルマラソンが定員1万人、2キロファンラン(参加費1千円)が定員500人。チャリティーエントリーをする場合はいずれも千円追加となり、益金は能登半島地震義援金に充てる。
昨年の大会でのチャリティーエントリーの益金84万3590円は、同義援金として全額寄付することが決まった。
昨年から導入された新コースで「下関北バイパス」区間の応援者の入場を規制したが、ランナーから「コース後半の一番苦しいところで応援がなく寂しかった」という声が多数あったといい、今年は下関北バイパス上に「応援エリア」を設ける方向で検討することも確認された。昨年の大会の経済波及効果は約4億6094万円と報告された。(白石昌幸)