昨夏に初の甲子園出場を果たした東京学館新潟の八幡康生・前主将(3年)が、日本学生野球協会の今年度の優秀選手に選ばれた。捕手として継投と堅守のチームを引っ張り、主将としても92人いた部員の中心で常に笑顔で鼓舞し続けた。 新潟市内の同校で1月…

 昨夏に初の甲子園出場を果たした東京学館新潟の八幡康生・前主将(3年)が、日本学生野球協会の今年度の優秀選手に選ばれた。捕手として継投と堅守のチームを引っ張り、主将としても92人いた部員の中心で常に笑顔で鼓舞し続けた。

 新潟市内の同校で1月23日に表彰式があり、県高校野球連盟の薄一俊会長から記念の盾を贈られた。八幡前主将は「チームメートや指導者、保護者のおかげ。感謝したいです」。昨夏の甲子園が高校野球生活で一番の思い出とし、「小学生からの野球人生のなかで人間的にも最も成長できた3年間だった」と振り返った。

 卒業後は大学に進み、野球を続ける。「チームに貢献できるように4年間を過ごし、プロ選手を目指す」と意気込みを語った。(北沢祐生)