デビューから3戦目の未勝利を勝ち上がった後はエリカ賞も勝って、2連勝中のシュヴァルグラン産駒、メリオーレム(栗東・友道康夫厩舎)。次走は2月24日(土)に阪神芝2200mで行われる、すみれSへの出走を予定しており、今朝15日はレースに向…

 デビューから3戦目の未勝利を勝ち上がった後はエリカ賞も勝って、2連勝中のシュヴァルグラン産駒、メリオーレム(栗東・友道康夫厩舎)。次走は2月24日(土)に阪神芝2200mで行われる、すみれSへの出走を予定しており、今朝15日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。

 西村淳也騎手が跨り、CWでの3頭併せ。先頭がセレシオン、アイザックバローズがこれに続いて、最後方から。向正面での先頭との差は1秒ちょっとあったが、その差を少しずつ詰めながら、3コーナーから4コーナーへと入っていく。

 最後の直線に向いても先頭との差が少しあって、ラスト2F標識を過ぎたところではちょっと追いつかないかも、という感じ。しかし、ジョッキーが軽く促すと加速して、あっという間に追いついて、追い抜くのも速く、結局は楽な先着でのフィニッシュとなった。

 時計は6F83.4〜5F68.6〜4F53.2〜3F37.2〜2F22.4〜1F10.9秒。自身のラスト1F最速は11.2秒(2歳8月)だったので、これを大きく上回るラップ。これからが楽しみなクラシック候補であることは間違いない。

(取材・文:井内利彰)