3月3日(日)中山競馬場、芝2000mで行われる皐月賞トライアル、弥生賞。ここへ出走を予定しているストーンズ(栗東・友道康夫厩舎)が今朝15日、レースへ向けた2週前追い切りを行っている。  3歳新馬の2頭とともにCWでの併せ馬。ストーン…

 3月3日(日)中山競馬場、芝2000mで行われる皐月賞トライアル、弥生賞。ここへ出走を予定しているストーンズ(栗東・友道康夫厩舎)が今朝15日、レースへ向けた2週前追い切りを行っている。

 3歳新馬の2頭とともにCWでの併せ馬。ストーンズは先頭を走って、後ろの2頭を待つような形で道中を進めていく。前半のラップは速すぎず遅すぎずといった感じ。後ろもしっかりとついてくる感じで、3コーナーから4コーナーでの3頭の差は次第に詰まってくる。

 最後の直線に向くと、新馬2頭が仕掛けて加速して、ストーンズはそれを待ったこともあって、少し遅れるような反応。このままでは相手2頭に先着されてしまうような状況だったが、ステッキを2発、3発と入れて加速。すると、しっかり伸びて3頭がほぼ同入かなという態勢でゴールした。

 時計は6F83.6〜5F68.2〜4F52.8〜3F37.3〜2F23.3〜1F11.6秒。もともと追い切りで鋭く動くようなタイプでないことを思えば、2週前にこの時計でこの動きなら順調そのものといった感じ。前走は若駒Sで5着だったが、決して重賞だからと見劣りするようなタイプではないはずだ。

(取材・文:井内利彰)