明治安田J2リーグ開幕をひかえたV・ファーレン長崎の下平隆宏ヘッドコーチや選手・スタッフ、マスコットのヴィヴィくんらが14日、県庁を訪れ大石賢吾知事に今季の健闘を誓った。下平氏は「一致団結したいいチームができてきた。J1昇格、J2優勝に向…

 明治安田J2リーグ開幕をひかえたV・ファーレン長崎の下平隆宏ヘッドコーチや選手・スタッフ、マスコットのヴィヴィくんらが14日、県庁を訪れ大石賢吾知事に今季の健闘を誓った。下平氏は「一致団結したいいチームができてきた。J1昇格、J2優勝に向け、最高の準備をしてリーグ戦を迎えたい」とあいさつ。知事は「(ホーム開幕戦の)3月2日は県民応援フェアとするなど、県もしっかりと盛り上げていく」と応じた。

 今季も監督として指揮を執るはずだったファビオ・カリーレ氏との契約トラブルを抱えながら、チームは下平氏の指導のもとでキャンプを終え、「仕上がりは非常によく、組織的に戦える集団になった」(同氏)という。秋野央樹主将は「昇格を成し遂げ、県民を笑顔にする役目があると思っている。それをしっかり果たせるように頑張りたい」と話した。

 V・ファーレンの今季の開幕戦は24日、藤枝MYFCと静岡県藤枝市で対戦。3月2日のホーム開幕戦は諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で午後1時キックオフの予定。(寿柳聡)