老舗クラブ法人の(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンが、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)のキングズソード(牡5、栗東・寺島良厩舎)で6年ぶりのJRA・GI制覇を狙う。  ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンは86年設立。8…

 老舗クラブ法人の(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンが、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)のキングズソード(牡5、栗東・寺島良厩舎)で6年ぶりのJRA・GI制覇を狙う。

 ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンは86年設立。89年にエリザベス女王杯をサンドピアリスが制し、JRA・GI初制覇。その後もサマーウインド、サンビスタ、エポカドーロなどの活躍馬を送り出し、JRAの重賞を11勝している。

 フェブラリーSにはキングズソードがエントリーしている。昨年のJBCクラシック覇者。続く前走の東京大賞典は5着に終わったが、着差は僅かに0秒4。2着以下とは位置取りの差といえるもので、今回は初のマイル戦がカギだが能力的にはチャンス十分だ。

 ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンにとっては18年皐月賞のエポカドーロ以来となるJRA・GI4勝目がかかる一戦。多くの会員を喜ばせる走りを期待したい。