C.ルメール騎手がオメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)でフェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)の3年ぶり3勝目を狙う。  ルメール騎手はこれまでフェブラリーSに12回騎乗している。20年のモズアスコット、21年のカフェ…

 C.ルメール騎手がオメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)でフェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)の3年ぶり3勝目を狙う。

 ルメール騎手はこれまでフェブラリーSに12回騎乗している。20年のモズアスコット、21年のカフェファラオで2勝。また、16年のノンコノユメと19年のゴールドドリームで2着、09年のカネヒキリで3着がある。人気別の成績を見ると、2番人気以内なら[2-2-1-0]の複勝率100%。一方、3番人気以下では[0-0-0-7]と一度も馬券に絡んだことがない。

 今年はオメガギネスで参戦する。過去5戦は戸崎圭太騎手とコンビを組んで3勝、2着2回の連対率100%。今回と同舞台だった前々走のグリーンチャンネルCは、1分34秒3の好時計で3馬身半差の圧勝だった。続く前走の東海Sではウィリアムバローズの逃げ切りを許したものの、渋太く2着を確保。当時は道中で少し伸びて走っていたので、マイルへの距離短縮はプラスに出るだろう。

 古くは09年ジャパンCのウオッカ、最近では21年宝塚記念のクロノジェネシスや22年オークスのスターズオンアースなど、テン乗りでのGI制覇は得意技のルメール騎手。当初は除外対象ながら、滑り込みで出走が叶ったパートナーをGI初挑戦初制覇に導けるか、その手綱捌きに注目したい。