以前は1月開催のマイル戦だったが、16年から1400mに距離短縮され時期も変更された。ヴィクトリアマイルへ続く上半期牝馬短距離路線の序盤戦として、重要な役割を担う一戦。 1.若い世代が強い  条件変更前から変わらない傾向であるが、とにか…

 以前は1月開催のマイル戦だったが、16年から1400mに距離短縮され時期も変更された。ヴィクトリアマイルへ続く上半期牝馬短距離路線の序盤戦として、重要な役割を担う一戦。

1.若い世代が強い

 条件変更前から変わらない傾向であるが、とにかく若い馬が中心となるレース。16年以降過去8回で、4歳馬が[2-4-1-33]で複勝率17.5%、5歳馬が[6-4-2-36]で複勝率25.0%なのに対し、6歳馬は[0-0-5-35]で複勝率12.5%、7歳以上の馬は[0-0-0-6]。

2.距離延長は苦戦

 距離短縮組は[6-5-3-48]で連対率17.7%、複勝率22.6%、前走も1400mだった馬は[2-2-5-22]で連対率12.9%、複勝率29.0%なのに対し、今回距離延長となる馬は[0-1-0-40]で複勝率2.4%。阪神開催だった近3回に関しても、前走1400m以上の馬が3着以内を占めている。

3.前走がGI・GIIの馬が狙い目

 前走がGIだった馬は[2-0-0-4]で勝率33.3%、複勝率33.3%。前走がGIIだった馬は[2-0-1-9]で勝率16.7%、複勝率が25.0%。複勝率では前走が3勝クラスだった馬の40.0%の方が高いが、前走3勝クラスの馬は[0-4-4-12]と勝ち切った馬はいない。

 ソーダズリングは前走のターコイズSで4着。掛かるところがあるので、距離短縮で安定感が出てきた。今回は更に距離短縮でここへ臨む。フレッシュな4歳馬で、強力メンバーが相手でも引けをとらない。