ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、練習中に激しく転倒し、周囲をヒヤリとさせた。米アリゾナ州グレンデールの球団施設で別メニュー調整したが、思わぬアクシデントに見舞われた。 キャンプ5日目。大谷は「1080スプリント」という…

 ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、練習中に激しく転倒し、周囲をヒヤリとさせた。米アリゾナ州グレンデールの球団施設で別メニュー調整したが、思わぬアクシデントに見舞われた。

 キャンプ5日目。大谷は「1080スプリント」という機器を使ってトレーニングをした。腰付近に紐のついたベルトを巻いてショートダッシュを繰り返したが、途中で走り出したところで紐が外れて激しく転倒。「あぁ!」。周囲をヒヤリとさせた。

 だが、大谷本人は転倒直後から大爆笑。その後はトレーニングコーチへ肘を抑えるジョークも見せた。大事には至らなかったようだ。練習を視察したロバーツ監督はホッとした表情を浮かべた。

 前日12日(同13日)は昨年9月の右肘手術後初めて屋外でフリー打撃を行った。21スイングで3連発を含む10本の柵越えを記録。本塁打率48%、推定140メートル弾もあった。3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦へ順調な調整を見せている。(小谷真弥 / Masaya Kotani)