古豪レッドルゼル(牡8、栗東・安田隆行厩舎)が、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)でJRA・GI初制覇を狙う。  レッドルゼルは父ロードカナロア、母フレンチノワール、母の父フレンチデピュティの血統。ここまで26戦9勝。…

 古豪レッドルゼル(牡8、栗東・安田隆行厩舎)が、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)でJRA・GI初制覇を狙う。

 レッドルゼルは父ロードカナロア、母フレンチノワール、母の父フレンチデピュティの血統。ここまで26戦9勝。重賞は21年の根岸SとJBCスプリント、22年の東京盃の3勝を挙げている。フェブラリーSは今年で4年連続4回目の参戦。21年が4着、22年が6着、そして昨年はレモンポップから0秒2差の2着だった。レモンポップが海外遠征で不在の今年は当然、優勝候補の1頭となる。

 97年にフェブラリーSがGIに昇格して以降、7歳以上の馬は延べ137頭が出走。07年のブルーコンコルド、11年のフリオーソ、そして昨年のレッドルゼルなど、2着は9回あるが、意外にも未勝利となっている。レッドルゼルが歴史的1勝を手にできるか。年齢を感じさせない若々しい走りを期待したい。