今週末は、砂の王者決定戦・第41回フェブラリーS(GI、東京ダ1600m)が行われる。 チャンピオンズC、東京大賞典と連続2着のキタサンブラック産駒ウィルソンテソーロ、昨年の本レース2着馬でロードカナロア産駒のレッドルゼル、ダートではいまだ…

今週末は、砂の王者決定戦・第41回フェブラリーS(GI、東京ダ1600m)が行われる。

チャンピオンズC、東京大賞典と連続2着のキタサンブラック産駒ウィルソンテソーロ、昨年の本レース2着馬でロードカナロア産駒のレッドルゼル、ダートではいまだ馬券外なしのドゥラメンテ産駒ドゥラエレーデなど、多彩な血統構成の馬が集結した。

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ここでは馬券検討のヒントとなる「血統」で本競走を攻略する。

■東京ダ1600mの鬼・キタサンブラック産駒

過去5年、東京ダ1600mの最多45勝は【45.43.46.232】のヘニーヒューズ。次位にダブルスコアをつける圧倒的な成績だ。これに続くのは【20.13.19.150】のロードカナロア、【17.11.10.88】のドゥラメンテ、【15.19.10.117】のキングカメハメハ、同じ勝ち星で【15.12.9.95】のドレフォンが並ぶ。

ランク上位外に目を向けると、キタサンブラック産駒が【3.2.3.9】馬券内率47.1%と前述の種牡馬をしのぐ数字をマーク。この条件で6番人気1着馬を輩出するなど配当妙味も十分で、東京ダート1600mでは特注の血統と言えよう。

今年、出走登録があるキタサンブラック産駒は2頭。ここではウィルソンテソーロとガイアフォースを考察する。

■馬券内率70%該当のウィルソンテソーロ

父キタサンブラック×母父アンクルモーのウィルソンテソーロ。前走東京大賞典から引き続きダートで臨む一戦だが、集計期間中、前走ダートを使われたキタサンブラック産駒の当舞台成績は【3.1.3.3】馬券内率70%。のべ4頭が馬券内を確保しており、走り慣れた馬場での連戦によるアドバンテージがうかがえる。

もう1頭のガイアフォースは今回が初ダート。こちらはフレンチデピュティ系に該当する母父クロフネの血が好材料だ。集計期間中、母父フレンチデピュティ系を持つキタサンブラック産駒の東京ダート1600m成績は【1.2.1.2】馬券内率66%とこちらもハイスコア。前述の6番人気1着馬カプラローラもこれを満たしたことで波乱の使者となった。

前年覇者のレモンポップ、ドバイワールドCを制したウシュバテソーロ不在で混戦ムードが漂う今年。血統面で秀でたデータを残すキタサンブラック産駒の2頭に注目してみてはいかがだろうか。

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(SPREAD編集部)