11日、東京競馬場12Rで行われた4歳上2勝クラス(4歳上・2勝クラス・ダ1400m)で、1番人気ハードワイヤード(牡4、美浦・加藤征弘厩舎)が第1着となり、川田将雅騎手(栗東・フリー)は、史上9人目・現役4人目のJRA通算2,000勝…

 11日、東京競馬場12Rで行われた4歳上2勝クラス(4歳上・2勝クラス・ダ1400m)で、1番人気ハードワイヤード(牡4、美浦・加藤征弘厩舎)が第1着となり、川田将雅騎手(栗東・フリー)は、史上9人目・現役4人目のJRA通算2,000勝を達成した。

 川田騎手は1985年生まれ。近5年連続で最高勝率騎手のタイトルを獲得しており、22年は初の最多勝利騎手・最多賞金獲得騎手も獲得し、騎手大賞に輝いた。23年にはリバティアイランドとのタッグで牝馬三冠を達成するなど、JRA・GIは26勝を挙げている。

【川田将雅騎手のコメント】
「無事に今週中に辿り着くことができて良かったと思います。昨日今日と東京に参戦させていただき、昨日からすごい期待を感じてはいたのですが、勝ち切ることができぬまま今日のこの最終まで時間がかかってしまいまして、とはいえこうやって勝たせていただけたことで、皆さんに喜んでいただく時間になったということもありがたく思います。

 2月末で丸20年が終わるのですが、年平均で100勝させていただかないとここまで辿り着いてない数字ですので、それだけたくさん有力馬ばかりに乗せていただいて勝たせていただけたということを、本当に心からありがたく思いますし、たくさんの馬たちが頑張ってくれたおかげでこの数字を積み重ねることができましたので、負けた馬も含め、本当に多くの馬たちに感謝したいなという思いです。

 現役のジョッキーで僕より勝っていらっしゃるのが、柴田善臣騎手、横山典弘騎手、武豊騎手だけになりましたので、少しでもその先輩方に早く追いつけるように一つ一つを積み重ねて参りたいなという思いです。日本人騎手の代表というつもりでここ数年頑張ってきましたので、C.ルメール騎手と競い合いながら、日本人騎手たちのレベルが上がっていることは間違いないですので、これからも良い背中を見せられるように、C.ルメール騎手と良い戦いをしていけるように、僕自身頑張っていきたいなと思います。本当に2,000勝まで辿り着けたことをありがたく思いますし、こうして多くのお客さんに残っていただき、見守っていただき、本当にありがとうございます。

 来週再来週と、カタール・サウジアラビアと海外が続きますので、なんとか今日までに、という思いで、達成できたこともありがたく思いますし、また帰ってきましたら、日本での競馬を楽しんでもらいたいなと思いますが、この先のカタール・サウジアラビアに日本馬がたくさん行きますので、そこを応援していただけたらなと思います。ありがとうございました」

(JRAのホームページより)