2月18日に東京競馬場で行われる第41回フェブラリーS(GI、ダ1600m)のデータを紹介する。 今年は、東京大賞典2着のウィルソンテソーロ、同3着で引き続き、海の向こうから相棒・B.ムルザバエフを迎えて臨むドゥラエレーデ、東京大賞典5着か…

2月18日に東京競馬場で行われる第41回フェブラリーS(GI、ダ1600m)のデータを紹介する。

今年は、東京大賞典2着のウィルソンテソーロ、同3着で引き続き、海の向こうから相棒・B.ムルザバエフを迎えて臨むドゥラエレーデ、東京大賞典5着から巻き返しを図るキングズソード、前走・武蔵野S3着で昨年の2着馬レッドルゼルらが集結。王者不在の大混戦が予想される。

ここでは過去10年のデータから予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

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■JRA重賞連対馬が中心も今年は不在

過去10年、最多4勝を挙げるのが根岸S組。出走数が多いため勝率6.9%、複勝率15.5%と低調だが、2016年以降は必ず1頭は馬券に絡んでいる。ただし、好走馬はいずれも根岸Sの連対馬。前走2着以内なら【4.2.3.6】だが、3着以下だった馬は【0.0.0.43】。今年の根岸S勝ち馬エンペラーワケアは出走せず、2着だったアームズレインは除外対象。基本的に今年は買えない。

一点挙げるなら、根岸Sで上がり3Fが6位以下だった馬は【0.0.0.31】なのに対して、5位以内が【4.2.3.17】。押さえるなら、出遅れてまったく競馬ができなかったタガノビューティーか。

・根岸S【4.2.3.49】 ・チャンピオンズC(JDC含)【3.3.3.9】 ・東海S【2.1.1.16】 ・フェアウェルS【1.0.0.0】 ・川崎記念【0.2.0.13】 ・東京大賞典【0.1.2.13】 ・JBCスプリント【0.1.0.2】 ・武蔵野S【0.0.1.0】

次点はチャンピオンズC組だが、今年は同組不在。全体との傾向としては、前走JRA重賞連対馬が【6.4.5.14】、チャンピオンズCで9着以下が【3.1.2.7】とレースの中心を担うのだが、今年は1頭もおらず、かなりの混戦模様だ。

前走チャンピオンズC組はいないものの、2走前チャンピオンズC→前走東京大賞典組はウィルソンテソーロとドゥラエレーデの2頭がいる。このローテーションで挑んだ馬は9頭いて全滅しているが、9頭を見ていくと、チャンピオンズCと東京大賞典いずれも好走できた馬は当日6着だったワンダーアキュートだけ。状態面の見極めはポイントになるものの、今年のメンバーであれば、実績と格から2頭には重い印が必要になるだろう。

また前走地方組【0.4.2.38】のうち、前走が2番人気以内で2着以下だった馬は【0.3.1.10】複勝率28.6%、回収値197を記録。東京大賞典で2番人気ながら5着に敗れたキングズソードは、むしろ上記2頭より評価を上げる必要があるかもしれない。10番人気前後が想定されるセキフウは兵庫ゴールドTで1番人気に推されたものの、0秒3差の5着。鞍上が引き続き武豊とあれば、巻き返しに警戒したい。

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(SPREAD編集部)