第96回選抜高校野球大会(3月18日開幕)に出場する豊川と愛工大名電の選手や監督などが9日、大村秀章・愛知県知事を表敬訪問した。 10年ぶり2回目の出場となる豊川の鈴木貫太主将(2年)は「前回出場のベスト4を超えられるように全員で同じ方向…

 第96回選抜高校野球大会(3月18日開幕)に出場する豊川と愛工大名電の選手や監督などが9日、大村秀章・愛知県知事を表敬訪問した。

 10年ぶり2回目の出場となる豊川の鈴木貫太主将(2年)は「前回出場のベスト4を超えられるように全員で同じ方向を向いて準備していきたい」。長谷川裕記監督は「とにかく一戦一戦、全力疾走で駆け抜ける。その結果がベスト4、全国制覇につながればいい」と意気込んだ。

 12年ぶり10回目の出場の愛工大名電は、山口泰知主将(2年)が「目の前の相手に全力で戦っていき、必ず優勝をつかみ取ってみせます」。今大会は、名古屋市の山本球場で第1回大会が開催されてから100年の節目となる。倉野光生監督は「100年のメモリアルな大会に出られるのは感慨深い。破壊力のある打線で精いっぱい、県民の皆さんのご期待に沿えるように一丸となって戦いたい」と誓った。

 県勢の2校出場は2008年以来16年ぶり。大村知事は「両校が勝ち進み、決勝で戦って優勝を競っていただくのが理想。ベストなコンディションで試合ができるように頑張って」と激励した。(辻健治)