21年のシリウスS、22年のみやこSを制したサンライズホープが9日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は園田競馬に移籍する予定。同日、JRAがホームページで発表した。  同馬は父マジェスティックウォリアー、母オーパスクイーン、母の父ス…

 21年のシリウスS、22年のみやこSを制したサンライズホープが9日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は園田競馬に移籍する予定。同日、JRAがホームページで発表した。

 同馬は父マジェスティックウォリアー、母オーパスクイーン、母の父スペシャルウィークの血統。伯父に11年の小倉大賞典を制したサンライズベガがいる。

 19年11月に京都競馬場でデビュー勝ちを収め、以降もダート中距離でコンスタントに勝ち星を重ねる。21年4月の灘Sを制してOP入りすると、昇級3戦目のシリウスSで重賞初制覇。同年のチャンピオンズCや年明けのフェブラリーSでGIの舞台も経験した。

 デビューから先行押し切りの競馬が持ち味だったが、22年のみやこSでは後方からの追い込みを決め、5歳秋にして新たな一面を披露。以降もダートの中距離重賞で存在感を発揮し、昨年暮れからは障害路線に転向していた。今月3日の障害未勝利がJRAでのラストランとなり、通算成績は30戦7勝(うち重賞2勝)。