女子小学生による都道府県別の選抜チームが頂点を争う全国大会「NPBガールズトーナメント 全日本女子学童軟式野球大会」が今夏も開かれる予定だ。長野県軟式野球連盟や長野県野球協会は、県内から参加を希望する女子選手を6月上旬ごろまで募集している…

 女子小学生による都道府県別の選抜チームが頂点を争う全国大会「NPBガールズトーナメント 全日本女子学童軟式野球大会」が今夏も開かれる予定だ。長野県軟式野球連盟や長野県野球協会は、県内から参加を希望する女子選手を6月上旬ごろまで募集している。

 募集するのは2024年度に小学5~6年生となる県内在住の女子選手。集まった選手たちでチームをつくり、7~8月に予定される全国大会に出場する。

 同協会によると、長野県選抜は19年が初出場。中止となった20年を除き、毎年出場しているが未勝利が続いている。昨年は20人超の5~6年生が集まった。春先から選抜チームで練習を重ね、大会に臨んだという。

 元々の所属チームがある場合でも参加可能。所属チームの活動を優先することができる。移動遠征費のほかに、保険料やボール代など2千円がかかるという。

 大会出場は県野球協会女子野球委員長の宮崎賢治さん(62)が主導してきた。宮崎さんは「全国のチームと交わって、憧れの選手になる夢はかなえられると感じてほしい」。選手のすそ野を広げ、女子野球の未来につなげたいという。募集の詳細は同協会のホームページ(https://www.baseballnagano.jp/news.html#240117)で。(高億翔)