男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)は8日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が世界ランク34位のS・コルダ(アメリカ)を6-1, 7-6 (7-5)の…

男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)は8日、シングルス2回戦が行われ、第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が世界ランク34位のS・コルダ(アメリカ)を6-1, 7-6 (7-5)のストレートで破り、初戦突破を果たした。
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世界ランク13位で32歳のディミトロフは今季、開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)で約6年2カ月ぶり通算9度目のツアータイトルを獲得。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではN・ボルジェス(ポルトガル)に3回戦で敗れたものの好調を維持している。
上位4シードは1回戦免除のため23歳のコルダとの2回戦が初戦となったディミトロフは第1セット、第1ゲームで1度のブレークポイントをセーブ。その後はチャンスを与えず、自身は2度のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲーム、最後はパッシングショットを沈めて先行する。
続く第2セット、第1ゲームで幸先よくブレークに成功したディミトロフだが第8ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入する。拮抗した展開となるも2度ずつミニブレークを奪い合いディミトロフが6-5として1本目のマッチポイントを迎えた場面、最後はコルダのショットがネットにかかり、1時間32分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにディミトロフのコメントを掲載し「第1セットは素晴らしかったと思うよ。正直なところ、僕のショットはすべて良い場所に決まっていたね。でも、あのような試合では2セットを通してそれを維持するのはとても難しいことなんだ」と語った。
勝利したディミトロフは準々決勝で世界ランク94位のA・リンデルクネシュ(フランス)と対戦する。リンデルクネシュは2回戦で第8シードのJ・レヘチカ(チェコ)を7-5, 7-6 (7-5)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第5シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、世界ランク50位のジャン・ジジェン(中国)が8強に駒を進めた。
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