ドジャースで大きな注目を集めるシーズンを迎える大谷(左)。DH専任となるなかでベッツとフリーマン(右)を含めた起用法が話題となっている。(C)Getty Images 今オフにドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の超巨額…

ドジャースで大きな注目を集めるシーズンを迎える大谷(左)。DH専任となるなかでベッツとフリーマン(右)を含めた起用法が話題となっている。(C)Getty Images

 今オフにドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の超巨額契約を締結した大谷翔平。稀代の天才スラッガーの起用法が注目を集めている。

「優勝以外は失敗」。そう意気込む移籍1年目だけに起用法は何よりも重要だ。今シーズンの大谷は、昨年9月に行った右肘側副靭帯損傷の手術からのリハビリのため、DH専任となる。現時点での打撃面への影響はないと見られており、本人も現地時間2月3日に行われたファンフェスタにおいて「このスケジュールでいけば間に合うかなと思います」と明言。開幕に向けて順調な回復を伺わせた。

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 となると、ますます気になるのが、大谷の打順だ。ドジャースを率いるブライアン・ロバーツ監督は、先述のファンフェスタで「1番、2番、3番。まだどこに入れるのか決めていない」とし、いまだ熟考中といった様子。ここからコンディション次第とチームでの話し合いで決めていく方針を明らかにしている。

 では、現地の熱心なドジャースファンは大谷が何番を打つのがふさわしいと考えているのか? 同球団の専門サイト『Dodgers Nation』が公式X(旧ツイッター)で「ショウヘイ・オオタニが3番を打つのは好きですか? それともあなたは他の打順で起用しますか?」と問いかけると、ありとあらゆる意見が殺到。次のようなアイディアが寄せられた。

「彼は速いから私なら1番を打たせる」
「ベッツ、フリーマン、オオタニ。これこそ野球史上最高の1-2-3パンチになる」
「先頭打者はムーキー、2番はショウヘイ。フレディは3番だ。ショウヘイの後ろをフレディというもう一人のベスト・バッターに打たせて、ピッチャーがショウヘイから逃れられないようにしたい」
「ムーキーとフレディが1番と2番を打つことで、素晴らしい相乗効果を発揮している。もちろん、僕はショウヘイの打点も増えると思っているし、彼の後ろにスミスとマンシーがいれば、ピッチャーにとっても難しいはずだ」

 ファンの見解では、現地メディアでもしきりに囁かれている「3番・大谷」に対する反応はおおむね良好と言える。果たして、7億ドルも費やした偉才をドジャース首脳陣はいかに活かすか。ロバーツ監督の手腕が注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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