子どもたちが野球に親しむイベント「ちびっこやきゅうチャレンジ」が3日、市立和歌山高校(和歌山市六十谷)のグラウンドであった。未就学児や小学生ら約80人が参加。同市や海南市内の高校の選手やマネジャーら約180人とキャッチボールやバッティング…

 子どもたちが野球に親しむイベント「ちびっこやきゅうチャレンジ」が3日、市立和歌山高校(和歌山市六十谷)のグラウンドであった。未就学児や小学生ら約80人が参加。同市や海南市内の高校の選手やマネジャーら約180人とキャッチボールやバッティングなどを楽しんだ。

 岩出市の岩井理朗(りお)さん(9)は「高校生のお兄さんたちが優しくて、一緒にできて、うれしかった。これからも野球を続けたい」と笑顔を見せた。市和歌山の宇治田隼士(はやと)主将(2年)は「自分も小さいころの楽しい記憶があって続けてこられた。野球の色々な楽しさを見つけて、ぜひ続けて欲しい」と話していた。

 県高野連の高津亮理事長は「昔は公園や空き地で野球ができたが、最近では難しくなっている。野球の楽しさを知り、興味を持ち、1人でも和歌山の野球人口が増えるように、今後も続けていきたい」と語った。(下地達也)