本田優調教師がブレイヴロッカー(牡4)で京都記念(4歳上・GII・芝2200m)の騎手&調教師ダブル制覇を狙う。  本田師は騎手としてJRA通算757勝。GIは6勝、重賞は27勝を挙げており、京都記念は81年のロビンソンシチー、03年の…

 本田優調教師がブレイヴロッカー(牡4)で京都記念(4歳上・GII・芝2200m)の騎手&調教師ダブル制覇を狙う。

 本田師は騎手としてJRA通算757勝。GIは6勝、重賞は27勝を挙げており、京都記念は81年のロビンソンシチー、03年のマイソールサウンドで2勝している。一方、調教師としてはJRA通算394勝。重賞は11勝しているが、京都記念は22年にディアマンミノル(12着)が出走したのみとなっている。

 ブレイヴロッカーは初勝利に5戦、2勝目にも5戦を要したが、昨秋から急成長を遂げている。2勝クラスの鳴滝特別を大外一気の差し切りで制すと、続く3勝クラスのオリオンSも制して2連勝。どちらかといえば上がりがかかった方がいいイメージだったが、ここに来て速い脚を使えるようになってきた。

 今回が重賞初挑戦となるが、勢いなら負けていない。厩舎に19年毎日杯のランスオブプラーナ以来、5年ぶりとなるJRA重賞タイトルを届けることを期待したい。