武豊騎手がエコロヴァルツ(牡3、栗東・牧浦充徳厩舎)で共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)の15年ぶり3勝目を狙う。  武豊騎手はこれまで共同通信杯に11回騎乗。06年にアドマイヤムーン、09年にブレイクランアウトで勝利している。…

 武豊騎手がエコロヴァルツ(牡3、栗東・牧浦充徳厩舎)で共同通信杯(3歳・GIII・芝1800m)の15年ぶり3勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまで共同通信杯に11回騎乗。06年にアドマイヤムーン、09年にブレイクランアウトで勝利している。また、95年にはタヤスツヨシで2着、19年にはクラージュゲリエで3着がある。

 今年のパートナーはエコロヴァルツだ。デビュー2戦目のコスモス賞で初めてコンビを組み、番手から早め先頭で6馬身差の圧勝。一転、続く朝日杯FSは序盤でスムーズさを欠いて後方からの競馬となったが、直線で大外から猛追。ジャンタルマンタルから1馬身1/4差の2着に食い込み、重賞級の力を示した。年明け初戦となる今回、東京は初めてとなるが、コースを問わずに走れるタイプなので不安なし。再びジャンタルマンタルが強敵として立ちはだかるが、上位人気に支持されることは間違いない。

 武豊騎手はパートナーを重賞初制覇に導き、共同通信杯の15年ぶり3勝目となるか、その手綱捌きに注目となる。