第72回別府大分毎日マラソン大会が4日開かれ、県勢トップは2時間20分23秒で27位に入った工藤郁也選手(23)=速見駅伝チーム=だった。工藤選手には池中杯が贈られた。女子は内田典子選手(51)=大分陸協=が2時間54分06秒で4位だった…

 第72回別府大分毎日マラソン大会が4日開かれ、県勢トップは2時間20分23秒で27位に入った工藤郁也選手(23)=速見駅伝チーム=だった。工藤選手には池中杯が贈られた。女子は内田典子選手(51)=大分陸協=が2時間54分06秒で4位だった。

 大会には4400人がエントリー。曇天の中、気温8・5度と絶好の気象条件でスタートした。

 一般参加のワークナー・デレセ選手(28)=ひらまつ病院=が2時間7分58秒で初優勝した。日本人選手トップは2時間8分24秒で2位の下田裕太選手(27)=GMOインターネットグループ=だった。

 20キロ過ぎまでは、約20人が先頭集団をつくり、ゆっくりとしたペースで進んだ。37キロ付近から、下田選手が仕掛けたが、デレセ選手が抜けだし、そのまま逃げ切った。

 沿道には多くの市民らが駆けつけ、選手たちに声援を送った。(倉富竜太)