福岡県高校バスケットボール新人大会の決勝リーグが3、4日、福岡市のアクシオン福岡であった。男子は昨年末の第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ=WC)で実現した「福岡対決」と同じカードとなり、福岡大大濠が福岡第一を8…

 福岡県高校バスケットボール新人大会の決勝リーグが3、4日、福岡市のアクシオン福岡であった。男子は昨年末の第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ=WC)で実現した「福岡対決」と同じカードとなり、福岡大大濠が福岡第一を83―59で破り、優勝した。

 WC決勝では福岡第一が福岡大大濠に勝利したが、4日の新チームでの対決では、WC決勝を経験した主力が多く残る福岡大大濠が優位に試合を運んだ。

 前半は接戦だったが、第3クオーター(Q)になって福岡大大濠が守備を強め、福岡第一の攻撃の芽を摘んだ。また、湧川裕斗主将(2年)が連続3点シュートを決めるなど、20点差以上に引き離した。

 湧川主将は試合後、「福岡第一のプレスディフェンスにも焦らず対応できた」。高校総体、トップリーグ、WCの「3冠を達成したい」と話した。