愛着のあった背番号を譲ったケリー(左)。彼に対して大谷(右)が行ったサプライズは世界的な反響を呼んだ。(C)Getty Images  世界に驚きを提供したサプライズに、他でもない当人がついに口を開いた。 現地時間2月…

 

愛着のあった背番号を譲ったケリー(左)。彼に対して大谷(右)が行ったサプライズは世界的な反響を呼んだ。(C)Getty Images

 

 世界に驚きを提供したサプライズに、他でもない当人がついに口を開いた。

 現地時間2月3日にドジャースの本拠地ドジャースタジアムで行われたファンフェスタに登場した大谷翔平は、地元スポーツ専門局『SportsNet LA』の番組に出演。あらゆる質問に笑顔で答えた。

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 そのなかでクローズアップされたのが、世界中で話題となった大谷によるチームメイトへのサプライズだった。

 まさに太っ腹な“お礼”だった。大谷はドジャース移籍に際して、「誰にも譲るつもりはなかった」という背番号17を譲ってくれたベテラン投手ジョー・ケリーと、その妻であるアシュリーさんに対して、高級スポーツカーのポルシェを提供。その様子はSNSを通じて世界に拡散され、自宅前に停められた規格外のプレゼントにアシュリーさんが何事かと呆然とする姿は大きな反響を呼んだ。

 ケリーが「素晴らしい人間だ」と語った大谷。このサプライズ企画の主である彼は、『SportsNet LA』で「あれはどういうつもりだったのか? あのポルシェをプレゼントするというアイディアは生まれたの?」と問われると、ニコッとはにかみながら、こう答えた。

「まず僕が見た中で最高のビデオだったなと思うのと、背番号は選手にとってはそれぐらい価値、積み上げてきた価値があると思うので、そこに対するお礼というか、ありがとうございますという感じ」

 ポルシェは背番号の価値を体現したものだというわけである。だとしても、高級車をサラッと「サプライズ」として手渡せる所作は容易ではない。あらためて大谷のスケールの大きさを物語るエピソードのひとつと言えそうだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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