打者に専念する大谷はどれほどの成績を残すだろうか(C)Getty Images 今季からMLB屈指の名門であるドジャースに加入した大谷翔平。投手、打者の両方で球界を沸かせてきた「二刀流スター」は、昨年の右肘手術の影響により、今季は打…

打者に専念する大谷はどれほどの成績を残すだろうか(C)Getty Images

 今季からMLB屈指の名門であるドジャースに加入した大谷翔平。投手、打者の両方で球界を沸かせてきた「二刀流スター」は、昨年の右肘手術の影響により、今季は打者に専念するシーズンを送る。

 昨年の本塁打王など驚異的な打撃力を発揮してきた大谷が、ワールドシリーズ制覇を目指すドジャースのラインナップに加わることで、ファンの興奮は高まる一方だ。

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 昨季までと同様、指名打者での出場が有力視されている今シーズン、はやくも「打者・大谷」の活躍を期待する声が上がっている。米メディア『JUST BASEBALL』では、昨年の打撃成績や指標などにより、現時点での球界指名打者トップ5を独自に決定。錚々たる名前が並ぶ中、大谷には別格の評価が与えられた。

 同メディアが選出した5名をランキング形式で紹介しており、5位がJ.D.マルティネス(ドジャースからFA)、 4位にマーセル・オズナ(ブレーブス)、3位がカイル・シュワーバー(フィリーズ)、2位がヨルダン・アルバレス (アストロズ)と、メジャーを代表するパワーヒッターがランクイン。その上で、「このリストの1位は新たな7億ドル男でなければならない」として、大谷の打撃について論じている。

 同メディアは「3割を超える打率に加え、出塁率は.412で球界2位。また、最高の長打率(.654)を記録し、これらの印象的な数字はMLB最高のOPS(1.066)をもたらした」などと昨季の各スタッツを称賛。

 さらに、打撃面での貢献度を表すそれぞれの指標や、タイトル獲得となった本塁打や二塁打などもリーグトップクラスだったことを振り返りながら、「オオタニは野球界で最もインパクトのある選手であり、なぜ彼が世代を超えた才能を持つのかを私たちに示し続けている」と強調。

 続けて「このゲームでショウヘイ・オオタニほど強大な打者はおらず、彼がトップクラスの指名打者であるだけでなく、球界全体で最高の打者として2024年を迎えるのも驚きではない」と綴っている。

 同メディアは今回のトピックの中で指名打者の役割について、「チームの攻撃力アップのためには不可欠なポジション」と説いている。大谷のバットが今季のドジャースにどんな影響を及ぼすか、そして、どれだけのインパクトを放つのか。新シーズンの活躍に、すでに期待は膨らみ続けている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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