名馬キタサンブラックの半弟となるシュガークン(牡3、栗東・清水久詞厩舎)が、日曜京都5Rの3歳新馬(芝1600m)でデビューする。  シュガークンは父ドゥラメンテ、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーの血統。半兄のキタサンブラック…

 名馬キタサンブラックの半弟となるシュガークン(牡3、栗東・清水久詞厩舎)が、日曜京都5Rの3歳新馬(芝1600m)でデビューする。

 シュガークンは父ドゥラメンテ、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーの血統。半兄のキタサンブラックは16年と17年の天皇賞(春)を連覇するなど、GIを7勝した歴史的名馬。種牡馬としてもイクイノックスやソールオリエンスを送り出し、大成功を収めている。また、同じく半兄のショウナンバッハとエブリワンブラックもオープンまで出世している。

 所属はキタサンブラックと同じ清水久厩舎だ。昨秋にも追い切りを重ねていたが、一旦放牧に出して再調整。年明けに帰厩して以降は順調にピッチを上げてきた。先週の東京を除外となったが、何ら問題なし。31日の坂路最終追いでは武豊騎手が騎乗し、4F52秒2-1F12秒0の好時計だから態勢は万全といえる。偉大な兄に一歩でも近づくべく、まずは初陣Vといきたい。