登壇し、流暢な英語を披露した大谷。日本語を全く使わなかった彼の“パフォーマンス”には賞賛が尽きない。(C)Getty Images 大谷翔平が披露した英語によるスピーチは、今も大きな称賛を集めている。 現地時間1月27日にニューヨー…

登壇し、流暢な英語を披露した大谷。日本語を全く使わなかった彼の“パフォーマンス”には賞賛が尽きない。(C)Getty Images

 大谷翔平が披露した英語によるスピーチは、今も大きな称賛を集めている。

 現地時間1月27日にニューヨークで開かれた全米野球記者協会(BBWAA)の夕食会に出席した大谷。昨シーズンにアメリカン・リーグの年間最優秀選手(MVP)として招待された天才は、持ってきたメモを見ながらではあったが、全て英語でのあいさつを披露。約2分6秒のスピーチで、球界関係者、記者、古巣、代理人、通訳、そしてファンに対する感謝を語った。

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 会場でも「なんて素晴らしいんだ」と称賛の声と割れんばかりの拍手を受けた大谷のスピーチ。母国語ではない英語を使い、彼が「感謝」を訴える姿は、球界関係者を唸らせ続けている。

 MLB公式ネット局『MLB Network』の番組「Hot Stove」に出演した元MLBの投手で、通算136を挙げたロン・ダーリング氏は「彼が第2言語で話すことは素晴らしいと感じたし、私自身を少しばかり恥ずかしいとも感じた」と強調。「彼が披露した英語は私のスペイン語なんかとは比べ物にならないぐらいに良かった。それに私は日本語を全く話せないからね」と大谷を称賛した。

 これに番組MCを務めるマット・バスガ-シアン氏が「日本ではなく英語を使ったのは、本当にそれは素晴らしい点だと私も思います」と呼応。「そもそも彼があの場にいたという事実が素晴らしいと思う」とニューヨークで実施された会に参加した行動そのものを称えた。

 米国内でも大きな反響を呼んでいる大谷のスピーチ。今オフにドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)のメガディールを締結した男は、もはや何をやっても話題となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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