【プレミアリーグ】ノッティンガム・フォレスト 1-2 アーセナル(日本時間1月31日/ザ・シティ・グラウンド) アーセナルらしい美しいパスワークによるビッグチャンス創出だった。DFベン・ホワイトが右サイドでボールを持つと、そこからFWブカヨ…

【プレミアリーグ】ノッティンガム・フォレスト 1-2 アーセナル(日本時間1月31日/ザ・シティ・グラウンド)

 アーセナルらしい美しいパスワークによるビッグチャンス創出だった。DFベン・ホワイトが右サイドでボールを持つと、そこからFWブカヨ・サカ、MFマルティン・ウーデゴール、FWガブリエウ・ジェズスと絶妙なテンポで4人が絡み、瞬く間にフィニッシュまで持って行った。この完璧な崩しにアーセナル・ファンはうっとりしたが、最後のシュートが外れて、天国から地獄を味わうことになった。

【映像】アーセナルらしい美しい連携プレー

 スコアレスで迎えた57分、アーセナルの右SBホワイトが右サイドの開いた位置でボールを持つと、中に絞っていたサカにパスを通した。サカは得意のカットインからの左足のシュートをチラつかせ、サポートにきたウーデゴールにヒールパス。ノルウェー代表MFは魔法の左足で縦にラストパスを送ると、最後はG・ジェズスがフィニッシュした。

 G・ジェズスのシュートは惜しくもポストに弾かれ、ゴールには至らなかったが、4人が絡んだアイデアは素晴らしく、美しい崩しだった。

 このプレーにSNS上では、「綺麗に崩したなー」「右サイドサカがカットイン気味に受けてからウーデゴールのラストパスまで完璧だった」「今のホワイト→サカ→ウーデゴール→ジェズスの崩し、リプレイで見返しても完璧な崩しだった」と、多くのファンが虜になっている様子が多く伺えた。

 その一方、ゴール前で決定機を外したG・ジェズスには、「決めろー」「それは決めよう」「嘘だろ」「ポストかー」など残念がる声も出ていた。

 いずれにせよ、「これぞアーセナルという」アーセン・ヴェンゲル時代から続く美しいパスワークだった。選手個々のクオリティーの高さ、そしてそれを引き出すミケル・アルテタ監督の手腕が改めて証明されたシーンだった。

(ABEMA/プレミアリーグ)