日本学生野球協会の今年度の表彰選手に、昨夏の全国高校野球選手権香川大会で優勝し、プロ野球のオリックスに育成ドラフト1位で入団した英明の寿賀弘都さん(3年)が選ばれた。1月30日に同校で県高校野球連盟の上杉敬治会長から表彰盾が贈られた。 寿…

 日本学生野球協会の今年度の表彰選手に、昨夏の全国高校野球選手権香川大会で優勝し、プロ野球のオリックスに育成ドラフト1位で入団した英明の寿賀弘都さん(3年)が選ばれた。1月30日に同校で県高校野球連盟の上杉敬治会長から表彰盾が贈られた。

 寿賀さんは、昨夏の香川大会決勝に「4番・中堅」で出場し、初回に先制の2点本塁打を放った。九回には投手として登板し、試合を締め、同校を春夏連続の甲子園出場に導いた。

 贈呈式で寿賀さんは「1、2年生では思うように結果が出ず、甲子園にも行けなかったが、3年になって甲子園や神宮大会など全国の舞台に立てた。それが一番の思い出」と話した。

 2月から宮崎県で行われる春季キャンプに参加し、プロ野球選手としての生活をスタートさせる。「1年でも長く、プロ野球の世界で活躍したい」と誓った。(内海日和)