世界トップチームが集まる大会「バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024」の予選ラウンドが6月、北九州市の西日本総合展示場で開催されることになった。男女ともに日本代表が出場。女子は今夏のパリ五輪出場をかけた戦いで、関係者が来場と応援…

 世界トップチームが集まる大会「バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024」の予選ラウンドが6月、北九州市の西日本総合展示場で開催されることになった。男女ともに日本代表が出場。女子は今夏のパリ五輪出場をかけた戦いで、関係者が来場と応援を呼びかけている。

 主催する国際バレーボール連盟が31日、福岡県庁で記者会見を開いて発表した。VNLは2018年に新設された国際大会で、世界の男女16チームずつが出場。世界数カ国を回りながら男女それぞれの予選に臨み、上位8チームずつが決勝に進み、トーナメントで頂点を目指す。

 北九州市では6月の4~9日に男子の、11~16日に女子の予選が開かれる。VNL予選が九州で開かれるのは初めてという。

 女子日本代表の五輪出場は、VNL予選終了時の世界ランキングで決まる予定。女子代表の真鍋政義監督は会見に寄せたビデオメッセージで「出場権獲得はもちろん、今大会で勢いをつけたい」と述べた。男子日本代表は昨年の五輪予選で出場権を得ている。

 服部誠太郎知事は「コートの中には夢や希望がある。トップアスリートの活躍を福岡のこどもたちにぜひ見てもらいたい」と話した。(椎木慎太郎)