宮崎に春を告げるスポーツキャンプが本格化してきた。宮崎県によると今年はプロ野球7球団、Jリーグ15チームが県内でシーズンに向けて汗を流す。 宮崎市内で2月からキャンプを張るプロ野球の読売ジャイアンツ、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバ…

 宮崎に春を告げるスポーツキャンプが本格化してきた。宮崎県によると今年はプロ野球7球団、Jリーグ15チームが県内でシーズンに向けて汗を流す。

 宮崎市内で2月からキャンプを張るプロ野球の読売ジャイアンツ、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークスの関係者が、19日に朝日新聞宮崎総局を訪れた。昨春に東九州自動車道の清武南(宮崎市)―日南北郷(日南市)間が開通したことを受け、今年は日南市でキャンプする広島東洋カープ、埼玉西武ライオンズと1軍が県内で鍛える計5球団で「球春」を活気づけるという。

 宮崎市観光協会などは5球団のロゴが入った連携ロゴを作り、各キャンプ地を巡るスタンプラリーを実施する。球場などに置かれたQRコードを読み込み、デジタルスタンプを集めると抽選で球団グッズなどが当たるという。

 バファローズは宮崎市でのキャンプが10年目の節目。球団公式リポーターで歌える「うたリポ」の田畑実和さんは「『おりふぉーWW』というキャッチフレーズを掲げ、(パ・リーグ)4連覇目指しキャンプからみなさん一緒に盛り上げていただけたら」と力を込めた。

 球団創設90周年のジャイアンツは1959年から60年以上、宮崎市内でキャンプを続け、ホークスも生目の杜運動公園でのキャンプ(2004年から)が丸20年となった。

 サッカーは昨年より2チーム減り、J1からJ3までの計15チームが2月下旬のリーグ開幕をめざす。既に大半のチームが宮崎入り、今年からJリーグ宮崎キャンプサッカーフェスティバルが始まった。2月3日には、宮崎市のアミノバイタルトレーニングセンター宮崎で横浜FC―ツエーゲン金沢、サンフレッチェ広島―FC東京の2試合が予定されている。観戦は無料。