1月27日、13回目となるWASEDA CUPが開催された。現役の選手はもちろん、OBやOG、さらにはその子どもに至るまで、幅広い年代、性別の60名超がバレーボールを通じてつながった。 経験値や男女を考慮して、参加者は1チーム7、8人の8…
1月27日、13回目となるWASEDA CUPが開催された。現役の選手はもちろん、OBやOG、さらにはその子どもに至るまで、幅広い年代、性別の60名超がバレーボールを通じてつながった。
経験値や男女を考慮して、参加者は1チーム7、8人の8チームに分かれた。準備体操を終えると、レクリエーションの時間に入る。まずは〇×ゲームを行った。2チームで9つのカラーコーンにそれぞれ自分の色のゼッケンを配置し、先に縦、横、斜めのいずれかで色をそろえたチームが勝ちというルールだ。相手の置いた場所を考慮する必要がある上に、ゼッケンを配置した仲間がラインを越えなければ次の人はスタートできないため、スピードが求められた。次に行なったランニングパスでは、ボールを落としたら最初からやり直しというルールであったため、どのチームも積極的に声掛けをして挑んだ。
〇×ゲームの様子
ランニングパスの様子
レクリエーションを終えると、試合に入った。試合は2コートに分かれ、4チームごとに総当たり戦を行った後、その結果に応じて順位決定戦を行う。チーム全員がコートに入るため、7もしくは8人制。22点先取でローテーションやデュースはなし。さらに現役、OG、未経験に関係なく、女子の得点は2点という特別ルールが適用された。女子の得点で2点を狙うチーム、前方を高身長で固めてブロックポイントを狙うチームなど、各々戦略を立て、そのチームの色が出る試合となった。
松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)のサーブ
試合は水町泰杜(スポ4=熊本・鎮西)や麻野堅斗(スポ1=京都・東山)率いる青チームが優勝、同チームの芳賀雄治(令5商卒)がMVP賞を獲得した。
得点に喜ぶMVPの芳賀
試合後、新チームの主将となる浅野翼(スポ3=宮城・東北)と秋重若菜(スポ3=大阪・金襴会)が来年度の抱負を語った。
抱負を述べる浅野(画像上)と秋重(画像下)
男子部のスローガンは、それぞれの良さを出し、早稲田らしい色を放てるよう、『彩』。女子部のスローガンは、部員全員で華を咲かせられるよう、進化していくという意味を込め、『進華』となった。「OB、OGの支援を活力に、1年間頑張っていきたい(秋重)」。早稲田大学バレーボール部は、新チームでもOB、OGをはじめとする多くの人の想いを胸に、高みを目指していく。
(記事 町田知穂、写真 五十嵐香音、町田知穂)