2023年度のJRA賞表彰式が29日、都内で開催され、昨年のスプリンターズSを制し、最優秀スプリンターに選出されたママコチャ陣営はオーナーの金子真人氏、池江泰寿調教師、川田将雅騎手らが登壇。池江師は今後について「高松宮記念に直行すること…

 2023年度のJRA賞表彰式が29日、都内で開催され、昨年のスプリンターズSを制し、最優秀スプリンターに選出されたママコチャ陣営はオーナーの金子真人氏、池江泰寿調教師、川田将雅騎手らが登壇。池江師は今後について「高松宮記念に直行することを考えています」と表明した。

 ママコチャは父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハの血統。デビューからしばらくはマイルを中心に実績を積んだが、昨年5月の安土城Sをきっかけに短距離路線へ転じる。初の1200m戦となった北九州記念は2着だったが、続くスプリンターズSを制覇。路線変更からわずか2戦で頂点に立ち、“白毛一族”に新たなタイトルをもたらした。

【金子真人氏のコメント】
「ダービーは4回勝っているんですけど、スプリントは初めてだったんですよ(笑)。本当に短いところ選ばなかったんじゃなくて、馬の選び方がそんなことなのかもしれないですけど。ママコチャは女の子でかわいい名前を付けて池江先生が上手にやってくれてGI獲れました。本当にありがとうございます。抱負はもう1勝、2勝、3勝と勝っていって欲しいです」