第44回館山若潮マラソン大会(館山市など主催、朝日新聞千葉総局後援)が28日、館山市の市営市民運動場を発着するコースで開かれ、約5300人が参加した。寒空の下、ランナーたちは内房の海を横目に見ながら、コースを駆け抜けた。 フルマラソン男子…

 第44回館山若潮マラソン大会(館山市など主催、朝日新聞千葉総局後援)が28日、館山市の市営市民運動場を発着するコースで開かれ、約5300人が参加した。寒空の下、ランナーたちは内房の海を横目に見ながら、コースを駆け抜けた。

 フルマラソン男子で年代を超えて総合優勝したのは、東京都町田市の福元翔輝(しょうき)さん(28)=2時間27分16秒=。都内の私立中学の理科教諭で、陸上部の顧問も務める。「キツかったけど、沿道の声援に支えられた。素直にうれしいです」。フルマラソンの挑戦4回目にして勝ち取った優勝に声を弾ませた。

 中高と陸上競技に打ち込んだが、大学進学を機に走るのはやめた。転機となったのは、「走るのは楽しいと思い出させてくれた」という陸上部員の姿だった。2020年から練習を再開。毎日約10キロを走って大会に臨んだ。「(生徒には)先生も負けていないぞ、と言いたいですね」

 フルマラソン女子で総合優勝した埼玉県八潮市の主婦、上原千貴(かづき)さん(49)=3時間1分34秒=は「大好きな館山の景色も楽しめました」と喜んだ。

 館山若潮マラソンの優勝は2018年以来2回目となる。今年は高校1年生の長女と夫の3人で挑戦した。

 マラソンを始めたのは約10年前。平日は15キロ、週末は30~40キロのジョギングを週5日ペースで続けている。「家族も喜んでくれると思います。報告するのを楽しみに待ちたいですね」。完走を目標に走る娘と夫の到着を、ゴール地点で心待ちにしていた。(鳥尾祐太)

 ■フルマラソンの男女別の各年代1位(敬称略)

 【女子】

 15~19歳=稲毛優心(市原市)3時間57分49秒▽20~29歳=小久保早紀(長生村)3時間12分20秒▽30~39歳=高嶺直美(東京都)3時間34分43秒▽40~49歳=大崎真美(船橋市)3時間22分6秒▽50~59歳=武田明日香(東京都)3時間21分38秒▽60~69歳=奥薗由紀子(東京都)3時間51分54秒▽70歳以上=角田洋子(神奈川県)4時間22分48秒

 【男子】

 15~19歳=関上拓叶(南房総市)3時間28分9秒▽20~29歳=伊沢優人(東京都)2時間33分46秒▽30~39歳=鷹觜厚宜(茨城県)2時間36分41秒▽40~49歳=鈴木貴樹(埼玉県)2時間35分59秒▽50~59歳=高津孝太郎(東京都)2時間50分35秒▽60~69歳=三枝明(東京都)2時間58分9秒▽70歳以上=田中由紀夫(千葉市)3時間42分43秒