アイスホッケーの「ひがし北海道クレインズ」（アジアリーグ脱退）の元選手らが昨年立ち上げたプロチーム「北海道ワイルズ」は27日、活動拠点を北海道釧路市から東京都内に移し、首都圏や名古屋、大阪などを中心に活動する方針を表明した。アジアリーグ加…
アイスホッケーの「ひがし北海道クレインズ」（アジアリーグ脱退）の元選手らが昨年立ち上げたプロチーム「北海道ワイルズ」は27日、活動拠点を北海道釧路市から東京都内に移し、首都圏や名古屋、大阪などを中心に活動する方針を表明した。アジアリーグ加盟はめざさず、複数のチームと交流試合などの興業をする。チーム名の変更も検討する。
記者会見した岡本博司代表は移転の理由について、「事業規模を縮小して、遠征費や人件費を削減するため」と説明した。今後、選手は別の企業などで働きながらチームと契約を結ぶ。
北海道ワイルズは当初、来季のアジアリーグ加盟をめざしていたが、リーグ申請期限の昨年末に辞退を発表していた。岡本代表は「（リーグ規約で加盟の条件となる）全チームの賛同は得られないと判断した」と述べた。（古源盛一）
