和歌山県橋本市立あやの台小学校3年の庄司心都奈(ことな)さん(9)が、2月2日から広島市で開かれる「東アジアホープス卓球大会日本代表選手選考会」に県代表として出場することになり、24日、橋本市役所を訪れ、平木哲朗市長に報告した。 庄司さん…

 和歌山県橋本市立あやの台小学校3年の庄司心都奈(ことな)さん(9)が、2月2日から広島市で開かれる「東アジアホープス卓球大会日本代表選手選考会」に県代表として出場することになり、24日、橋本市役所を訪れ、平木哲朗市長に報告した。

 庄司さんは、昨年12月にあった同大会の県予選会女子で1位となった。今月13日に開かれた全国ホープス選抜卓球大会県予選会の小学3年生以下の部・女子でも1位となり、3月23日から富山市で開かれる全国大会への出場も決まっている。

 県立橋本高校卓球部OBでクラブチームのコーチだった父・英弘さんの指導で5歳から卓球を始めた。2022年12月からは、大阪市北区にあるクラブチーム「関西卓球アカデミー」に所属している。攻撃的なプレースタイルが身上といい、二つの県予選会ではいずれも全試合ストレート勝ちだった。

 週6日、片道1時間以上かけてスクールに通い、学校の宿題には行き来の電車の中で取り組むという努力家。「早田ひな選手があこがれ。五輪出場をめざします」と将来を見据え、「子どもたちに卓球を教えるのが夢。自分よりもっと強い選手がどんどん出てきて欲しいからです」と選手引退後のビジョンまで披露した。(大野博)