1991年〜93年の有馬記念で3年連続3着となるなど、名バイプレーヤーとして愛されたナイスネイチャ。同馬の近親にあたり、たった一文字違いのライスネイチャ(牡3、栗東・松永昌博厩舎)が、27日(土)の京都4R・3歳新馬(ダ1400m)でデ…

 1991年〜93年の有馬記念で3年連続3着となるなど、名バイプレーヤーとして愛されたナイスネイチャ。同馬の近親にあたり、たった一文字違いのライスネイチャ(牡3、栗東・松永昌博厩舎)が、27日(土)の京都4R・3歳新馬(ダ1400m)でデビューを迎える。

 ライスネイチャは父メイショウボーラー、母オムスビ、母の父オレハマッテルゼという血統で、馬名の意味は「母名および母母の兄馬名にちなんで」。3代母がウラカワミユキなので、ナイスネイチャは大伯父にあたる。

 昨年夏のデビューを予定していたが、骨折により仕切り直しとなる一戦。管理する松永昌師は騎手時代にナイスネイチャの主戦を務めており、全41戦のうち40戦で手綱を執った。ゆかりある血統で、2月末の定年前に狙うデビュー勝ち。昨年5月末にこの世を去ったナイスネイチャに良い報告を届けられるか。