元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が22日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。28日(日)に東京競馬場で行われる根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)出走馬の中から、馬体・状…

 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が22日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。28日(日)に東京競馬場で行われる根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏はサンライズフレイム(牡4、栗東・石坂公一厩舎)をピックアップ。カメラマンをにらみつけるような立ち姿に「兄ドライスタウトと全く同じで、血のつながりを感じます」と口にした。馬体に関しては「兄同様に筋肉量が豊富で、まさにダート馬という屈強な体つき」「特に臀部の筋肉の発達が顕著」と述べて、“GI級の臀部”と表現。前腕や胴体の成長が十分ではないが、一方で伸びシロでもあると解説した。

 兄ドライスタウトをはじめ、JRAでデビューした本馬のきょうだいは全て東京ダート1400mに勝ち鞍がある。田井氏はその点にも触れ、「サンライズフレイムは後肢がスラっと長く、ラストスパート能力に長けたタイプで、東京コースへの適性が低いはずがない」と力強く話した。テンションが上がりやすい性格を当日のポイントに挙げ、「久しぶりの遠征競馬で高ぶっていないかどうかは、パドック等で是非チェックしてみてください」とまとめた。