【神奈川】第103回全国高校ラグビー大会で3年ぶり4度目の優勝を果たした桐蔭学園高校ラグビー部の選手たちが19日、横浜市役所を訪問した。 チームは直近5大会で3度の優勝を誇る。懇談では、ラグビー経験のある山中竹春市長がチームの特徴や強さの…

 【神奈川】第103回全国高校ラグビー大会で3年ぶり4度目の優勝を果たした桐蔭学園高校ラグビー部の選手たちが19日、横浜市役所を訪問した。

 チームは直近5大会で3度の優勝を誇る。懇談では、ラグビー経験のある山中竹春市長がチームの特徴や強さの秘訣(ひけつ)をたずねる場面もあった。藤原秀之監督は「選手に考えさせ、どういうラグビーをしたいのかを追求し、最終的にスタッフ、選手、コーチで作り上げていく。その結果が結びついている」。城央祐(しろおうすけ)主将(3年)は「話しやすい雰囲気や上下関係なく言い合える関係を1年間かけて作り上げてきた」と話した。

 山中市長は「桐蔭学園のラグビー部はまさに黄金期を迎えている。横浜の高校が全国制覇するのは市民にとってこの上ない喜び」とたたえた。選手たちはその後、神奈川県庁なども訪問した。(小林直子)