条件クラスを連勝中のブライアンセンス(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)が、東海ステークス(4歳上・GII・ダ1800m)で重賞初制覇を狙う。  ブライアンセンスは父ホッコータルマエ、母ヒラボクビジン、母の父ブライアンズタイムの血統。父はGIとJ…

 条件クラスを連勝中のブライアンセンス(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)が、東海ステークス(4歳上・GII・ダ1800m)で重賞初制覇を狙う。

 ブライアンセンスは父ホッコータルマエ、母ヒラボクビジン、母の父ブライアンズタイムの血統。父はGIとJpnIを計10勝し、ダートで一時代を築いた名馬。そして母はJRAで4勝の活躍馬。また、叔父のインカンテーションは13年のレパードS、17年の武蔵野Sなど重賞を6勝しており、まさにダート特化型の良血といえる。ここまで8戦4勝、2着1回、3着3回の複勝率100%。昨秋から2勝クラス、3勝クラスと連勝。勢いに乗って、昨年のユニコーンS(3着)以来、2回目の重賞挑戦となった。

 ホッコータルマエ産駒はJRA重賞で延べ11頭が走って未勝利。地方交流重賞はブリッツファングが22年の兵庫CS、ゴライコウが22年のJBC2歳優駿、レディバグが昨年のスパーキングレディーCを制しているだけに意外だ。ブライアンセンスがここでタイトルを獲得し、孝行息子となれるか。その走りに注目が集まる。