今年の箱根駅伝2区で区間賞を獲得、青山学院大の優勝に貢献した黒田朝日選手(2年)が2月25日に岡山県総社市で開かれるそうじゃ吉備路マラソンに招待選手として出場することになった。同市などで構成する実行委員会が10日に発表した。出場種目は15…

 今年の箱根駅伝2区で区間賞を獲得、青山学院大の優勝に貢献した黒田朝日選手(2年)が2月25日に岡山県総社市で開かれるそうじゃ吉備路マラソンに招待選手として出場することになった。同市などで構成する実行委員会が10日に発表した。出場種目は15日、日本陸上競技連盟公認のハーフマラソンに決まった。

 黒田選手は岡山市出身。玉野光南高では全国高校総体3千メートル障害で2位に入賞した。今季の大学駅伝は昨年10月の出雲駅伝で区間賞タイ、同11月の全日本大学駅伝で区間新記録をマーク。新年の箱根駅伝では各校のエースが集まる「花の2区」を任され、日本人歴代2位となる1時間6分7秒の好記録で、1区で9位と出遅れたチームを2位まで引き上げ、2年ぶりの総合優勝につなげた。

 10日に片岡聡一市長が神奈川県相模原市の練習場を訪れ、陸上競技部のメンバーの出場を要請。黒田選手に招待状を手渡した。(大野宏)