フェブラリーSのステップレースとして、過去10年のうち20年以外は冬の中京で行われている。今年はその20年以来の京都開催となるが、フェブラリーSのステップレースとしての位置付けとしては変わらないので、それが出やすいデータを重視したい。 …

 フェブラリーSのステップレースとして、過去10年のうち20年以外は冬の中京で行われている。今年はその20年以来の京都開催となるが、フェブラリーSのステップレースとしての位置付けとしては変わらないので、それが出やすいデータを重視したい。

1.勢いのある馬に注目

 過去10回中、前走が3勝クラス、オープン特別(L含む)の馬が5勝を挙げているが、その内4頭は前走が1着の馬だった。特に3勝クラスからの昇級初戦の馬は、5連勝してきていたインティ、3連勝してきていたプロミストウォリア。勢いのある馬に注目したい。

2.堅く収まりやすい

 過去10回で、1番人気が[5-2-2-1]、2番人気が[3-2-0-5]と、1・2番人気で8勝を挙げているように、人気馬が力を発揮しやすいレース。2・3着は人気薄の好走も少ない。近走の成績を素直に重視したい。

3.間隔に注目

 過去10回で、前走から中3〜8週だった馬は[8-7-6-64]で好走馬の多くを占める。対して、中2週以内だった馬は[0-0-2-35]で複勝率5.4%。

 ブライアンセンスは2勝クラス、3勝クラスの花園Sと連勝中。ユニコーンSで3着に入っているように、重賞メンバーでも通用する下地もある。末脚が鋭く、今の勢いならこのクラスでも十分に通用しそうだ。3連勝での重賞初制覇を期待したい。