<大相撲一月場所>◇二日目◇15日◇東京・両国国技館 今場所から新たな四股名となった高橋改め十両六枚目・白熊(二所ノ関)が、十両五枚目・千代翔馬(九重)を押し出しで下して1勝目を挙げた。改名後の初白星に館内大盛況となったほか、「シロクマたぁ…

<大相撲一月場所>◇二日目◇15日◇東京・両国国技館

 今場所から新たな四股名となった高橋改め十両六枚目・白熊(二所ノ関)が、十両五枚目・千代翔馬(九重)を押し出しで下して1勝目を挙げた。改名後の初白星に館内大盛況となったほか、「シロクマたぁぁぁん」「しろくまってかわいいな」と“珍名力士”の活躍に喜ぶファンも相次いだ。

【映像】“熊”のような鋭さで“馬”に勝利した取組

 日体大相撲部出身で、令和4年(2022年)七月場所で初土俵。令和5年(2023年)九月場所で新十両となり、これまですべて勝ち越しを決めている白熊。今場所から珍しい四股名に改名したが、本人は気に入っているようで、場所前には「子どもからも愛される力士になりたい」と語っていた。

 そんな目標を掲げた白熊は、早くも多くのファンを獲得している様子。二日目の取組で土俵に登場すると、「しろくまー!」「白熊がんばれ!!」と客席は大いに盛り上がった。

 その後の取組では、立ち合い鋭い相手の当たりをいなすと、まるでクマのように力強く前進。落ち着いて押し出しを決めて快勝した。初日に黒星を喫していた白熊は1勝目を挙げ、改名後初白星を手にした。敗れた千代翔馬は1敗目を喫した。

 珍名力士の初白星に、ファンからは「つよい!」「ナイス!」「安定感すげー」と称賛の声が寄せられたほか、「シロクマたぁぁぁん」「しろくまってかわいいな」「しろくまカワイイ」と喜びのコメントも続出。早くも“角界のアイドル”として愛され始めているようだ。
(ABEMA/大相撲チャンネル)