第41回いぶすき菜の花マラソン(実行委員会など主催、KKB鹿児島放送共催)が14日、鹿児島県指宿市で開かれた。フルマラソンには男女約7千人が参加。今回から設けられたファンランニング(12・05キロ)には500人余りがエントリーした。 沿道…

 第41回いぶすき菜の花マラソン(実行委員会など主催、KKB鹿児島放送共催)が14日、鹿児島県指宿市で開かれた。フルマラソンには男女約7千人が参加。今回から設けられたファンランニング(12・05キロ)には500人余りがエントリーした。

 沿道には約1千万本の菜の花が咲き誇り、ランナーは九州最大の湖の池田湖や開聞岳などの雄大な風景を楽しみながら走った。大会運営には多くのボランティアが協力。沿道で豚汁やぜんざい、ミカンなどを振る舞ってランナーを後押しした。

 男子は招待選手の川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)が2時間21分13秒、女子は松村幸栄選手(東京陸協)が2時間46分47秒で優勝した。5回目の出場となる川内選手は「けがをした時に指宿の砂蒸しで癒やされた。きょうも沿道の応援に励まされました」と話していた。(野崎健太)