地方で重賞6勝を挙げたカキツバタロイヤルの唯一の産駒となるリスターロッチ(牝3、美浦・堀内岳志厩舎)が、日曜中山3Rの3歳新馬(ダ1200m)でデビューする。  リスターロッチは父カキツバタロイヤル、母ウインホイッスル、母の父ブライアン…

 地方で重賞6勝を挙げたカキツバタロイヤルの唯一の産駒となるリスターロッチ(牝3、美浦・堀内岳志厩舎)が、日曜中山3Rの3歳新馬(ダ1200m)でデビューする。

 リスターロッチは父カキツバタロイヤル、母ウインホイッスル、母の父ブライアンズタイムの血統。父は地方で10歳まで現役を続け、重賞を6勝した名馬。11年にはJRA勢相手のダイオライト記念でスマートファルコンの2着に食い込んだ。

 17年から種牡馬となったが、20年に既に用途変更となっており、リスターロッチが唯一の産駒となる。そして母系にも要注目。馬名の意味由来が「スターロッチの再来」となっているように、7代母は名繁殖牝馬のスターロッチ。したがってウイニングチケットやサクラユタカオー、サクラスターオーといった名馬と同牝系となる。

 ここまで1カ月以上をかけて乗り込まれてきたが、目立った攻め時計は出ていない。父がそうだったように、使いながら力を付けるタイプなのかも。1200mもカギとなるが、まずは次走以降につながる走りを見せてほしい。