名牝ミッキークイーンを母に持つミッキーゴージャス(牝4、栗東・安田隆行厩舎)が、愛知杯(4歳上牝・GIII・芝2000m)で母仔2代での重賞制覇を目指す。  ミッキーゴージャスは父ミッキーロケット、母ミッキークイーン、母の父ディープイン…

 名牝ミッキークイーンを母に持つミッキーゴージャス(牝4、栗東・安田隆行厩舎)が、愛知杯(4歳上牝・GIII・芝2000m)で母仔2代での重賞制覇を目指す。

 ミッキーゴージャスは父ミッキーロケット、母ミッキークイーン、母の父ディープインパクトの血統。父は18年の宝塚記念の覇者。ミッキーゴージャスはその初年度産駒で、初のオープン馬となる。また、母は15年のオークスと秋華賞の覇者。17年の宝塚記念で3着になるなど、牡馬相手のGIでも好勝負を演じた名牝だった。

 ここまで6戦4勝。デビュー2連勝で挑んだオークスで14着に大敗。続く西海賞でも5着に終わったが、秋を迎えて夕月特別、修学院Sと連勝。一気にオープン入りを決めた。ここは2回目の重賞チャレンジとなるが、牝馬同士のハンデ戦ならチャンスは十分にある。オークス馬の母からは少し遅れる形になるが、ここで初タイトル獲得を期待したい。