【島根】昨年12月に東京で開催された天皇杯全日本レスリング選手権女子50キロ級で、松江市出身の坂根海琉子(みるこ)選手(18)が3位となり、松江市長表彰を受けた。 坂根選手は3歳からレスリングを始め、松江レスリングクラブで練習を積んだ。現…

 【島根】昨年12月に東京で開催された天皇杯全日本レスリング選手権女子50キロ級で、松江市出身の坂根海琉子(みるこ)選手(18)が3位となり、松江市長表彰を受けた。

 坂根選手は3歳からレスリングを始め、松江レスリングクラブで練習を積んだ。現在はレスリングの強豪・京都府立丹後緑風高校の3年生。昨年7月には全国高校総体で優勝し、8月にヨルダンで開かれたU20世界選手権では3位となった。努力を重ねてスタミナをつけ、落ち着いて試合時間を使えるようになったという。

 坂根選手は9日、松江市役所に上定昭仁市長を訪ね、全日本レスリング選手権について「大学生や社会人の選手と対戦し、力の差を感じるかなとも思ったが、やってみたら、自分の良い部分や勝てている部分も見つかった。これからに生かしたい」と語った。今後の目標として「世界選手権に出場して優勝したい。大学に進学しても全日本選手権などで勝っていきたい」と話した。(大村治郎)