伝統の古馬中距離重賞。ハンデ戦ということもあってGIIにしては昇級してすぐに通用するようなケースも目立つ。馬券的には傾向がはっきりしているレースだろう。 1.フレッシュな馬  過去10回で明け4歳馬が7勝。全体で見ても[7-3-1-19…

 伝統の古馬中距離重賞。ハンデ戦ということもあってGIIにしては昇級してすぐに通用するようなケースも目立つ。馬券的には傾向がはっきりしているレースだろう。

1.フレッシュな馬

 過去10回で明け4歳馬が7勝。全体で見ても[7-3-1-19]で連対率33.3%と優秀だ。また、単勝についても勝率23.3%、単勝回収率120%と好成績。狙うなら4歳馬だろう。

2.内枠有利

 中京で行われたものを除き、京都で行われた過去10回分のデータを見ると、1枠が4勝と断然。その他、良績が内枠に集中していて、7.8枠は勝ち馬なし(5枠もなし)。基本的には4枠までで軸馬を決めたい。

3.前走GI組

 本来は昇級初戦が強いレースなのだが、今年は何と前走1着馬がいない。京都で行われた10回分で他の狙い目を探ると、素直に前走がGIだった馬の成績が良い。中でも、菊花賞・有馬記念・日本ダービーからのローテーションのみが馬券に絡んでいる。なお、その着順はあまり考慮する必要はない。

 サヴォーナは昨春から長丁場で良いレースを続けていたが、秋になってさらに本格化。神戸新聞杯で2着に入ると、菊花賞では5着と健闘した。成長力があって、今年はさらに期待ができるだろう。ここをステップに活躍を期待。