男子プロテニス協会のATPと女子テニス協会のWTAは9日に共同声明を発表し、2024年シーズンに行われる大会における試合のスケジューリングについて統一させるとした。>>シェルトン、ダニエル 太郎らASBクラシックの組合せ<<>>ダニエルv…

男子プロテニス協会のATPと女子テニス協会のWTAは9日に共同声明を発表し、2024年シーズンに行われる大会における試合のスケジューリングについて統一させるとした。
>>シェルトン、ダニエル 太郎らASBクラシックの組合せ<<
>>ダニエルvsパーセル 1ポイント速報<<
ATPとWTAは試合終了時刻の遅い試合(午前0時以降に終了する試合)が近年増加していることを懸念しており、このことが選手のパフォーマンスやファンの負担になっていると指摘。
そのため男子・女子関係なく、今シーズンは試験的に以下のようなマッチスケジューリングで進むと定義した。
・1コートあたり1日5試合まで(午前11時にスタート)、デイセッション3試合、イブニングセッション2試合
・ATPとWTAのスーパーバイザーと大会運営が協議の上、承認した場合を除き、午後11時以降にコートに入ることは認められない。
・午後10時30分までにコートに入らない場合は、午後11時までに代替コートに移動する。
・ナイトセッションを設定する場合は、開始を午後7時30分までにする。推奨時間は午後6時30分。
・例外的な状況において、大会は地元の伝統や気候などに基づき免除申請をすることができ、ATPとWTAはそれを考慮する。
近年は午前3時ごろに試合が終了するなど運営に対し選手からの不満が多く寄せられることが増えていた。観戦者や選手関係者、そして選手の負担を減らすきっかけとなる発表となるだろうか。